夜は短し歩けよ乙女 ★★★*☆

夜は短し歩けよ乙女CGアニメがメインとなり、昨今主流の実写にいかに映像を近づけるかという流れと全くの対極にあるアニメ映画だ。

怒涛のようにあふれ出る様々な映像表現は息をつく間もない。

一時間半ほどの比較的短い作品だが、アニメの映像表現は無限だということに改めて気づかせてくれる至福の時間だった。

映画は、京都を舞台にした、とある酒好きの乙女と彼女に恋する先輩のある一晩の物語。

先輩はスマホを持っているので時代設定は現代ということは分かるのだが、そこに登場する人たちは生ける化石のようで、場面々々もは大正だか昭和だか平成だか分からない。

古くからの匂いを隠ぺいしてきたかのような、東京とは全く違う京都独特の雰囲気も魅力的だった。

魑魅魍魎の徘徊する魔界都市かのような京都の側面も出てくるが、主人公の乙女が酒に酔って徘徊した一晩の話とも見られる映画だ。

ちなみに、本作品は自分も大好きな傑作アニメ「MIND GAME(マインドゲーム)」の湯浅政明監督による13年ぶりの長編劇場映画で、湯浅監督の新作「夜明け告げるルーのうた」も公開間近だという。


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